古都メクネス
メクネスは、現在のモロッコの王朝アラウィー朝が17世紀~18世紀に都と定めた街です。首都としての寿命は短く、約半世紀ほどでした。メクネスの最盛期は、17世紀のムーライ・イスマイル王の頃です。
彼の死後にたてられた「ムーレイ・イスマイル廟」と、王都の入口にある万スール門とともに、イスラム建築の最高傑作と数えられています。
世界最大のメディナ(旧市街)と比べると、メクネスの建築物は新しく、色鮮やかです。
マンスール門
北アフリカで最も美しいと言われる有名な門です。エディム広場に面しており、王都エリアへのメインゲートとなる巨大な門です。
馬蹄形のアーチは、青と緑のモザイクと彩釉タイルで彩られ、壁の斜め格子の彫刻が美しい陰影を造りは必見です。
この門は、メクネスの最盛期であった17世紀の王、ムーレイ・イスマイルが手掛けた最後の建築物といわれます。彼の死後、息子によって18世紀(1732年)に完成されました。
マンスールという名前は、イスラム教に改宗したキリスト教徒マンスールが設計したことにちなんでいます。「改宗者の勝利の門」を意味して「マンスール・エルアルージュ門」とも言われています。