王宮には入ることができません。ですので王宮前のアラウィート広場で一休みしたあと、正門をじっくり堪能したら、そのまま右の路へ入っていきます。その先は、メラー(フェズ・エル・ジュディドの南側にある旧ユダヤ人居住地区)になっています。
中世の頃、スペインで迫害されたユダヤ人がモロッコに移住し、なかでもここフェズのメラーは、最古のものなのです。
モロッコはアフリカの北端ですが、実はヨーロッパは目と鼻の先。ポルトガルやスペインとは実に関係が深いのです。
このメラーは、14世紀当初は、現在世界遺産となっているフェズ・エル・バリの北側にありました。15世紀にこの王宮の先に移動したのです。
しかしそのユダヤ人も、イスラエル建国に伴い、ここを去りました。
現在ここは、ムスリム住民が大半を占めますが、シナゴーグ(ユダヤ人教会)や、木製のバルコニー、格子窓がある家は、独特の雰囲気と歴史を感じさせます。このメラーには、ユダヤ人が経営する金銀細工のお店があります。
街の散策をしながら歩き、金銀細工のお店をのぞいてみるのもいいかもしれませんね!
ちなみに、フェズのメディナは、毎日13:00~15:30は休憩時間。金曜日はお休み!こればっかりは、どうしようもありません。
世のですね。
そのまま少し歩くと、左側にスマンリン門が見えてきます。白い重厚な門です。ここを入ると、フェズ・エル・ジュディドのいちばん賑やかな「フェズ・エル・ジュディド通り(通称)」です。