フェズフェズ・エル・ジュディド地区の観光名所・・・王宮
新市街から、フェズ・エル・ジュディド地区を抜け、世界遺産フェズ・エル・バリへ至るまでの観光名所は、まずは、1.王宮、2.メラー、3.フェズ・エル・ジュディド通り、4.ブー・ジュルード庭園となります。
まずはそのなかでも「王宮」を訪れてみるのがお勧めの観光ルートとなっています。フェズの街の地図を片手に、ゆっくりと歩いてみるのもいいでしょう。
フェズの街の地図のなかでフェズ・エル・ジュディド地区の中央に位置し、広大な面積を占めているのが、「王宮」です。
市街地の観光局から、横道ムーレイ・ユーセフ通りを北東に5分ほど歩くとつきあたります。
かつてのスルタン、つまり11世紀以降、主としてスンニー派イスラム王朝の君主、の居城であり、スルタンの兵士たちの駐屯地だったところです。
何世紀にもわたって改築、増築が施され歴史を感じさせるたたずまい。
現在は、モロッコ国王がフェズに滞在するときに使用されます。
王宮前広場、「アラウィート広場」には、美しい花々が植えられています。正面に構えているのが王宮の正門です。中には入ることができませんが、きらびやかな門の装飾を眺めているだけでもうっとりしてしまいます。
王宮の先は、メラー(フェズ・エル・ジュディドの南側にある旧ユダヤ人居住地区)になっています。モロッコには、現在、6割を占めるアラブ系住民、3割をしめるベルベル人のほか、ユダヤ人とフランス人が在住しています。過去歴史においていろいろあったのですが、現在は、民族の対立はほとんどないといいます。町のなかでいろいろな民族がどのように共存しているかをみるのもまた一つの楽しみ方かもしれません。
ここフェズのメラーは、最古のものだそうです。14世紀当初は、現在世界遺産となっているフェズ・エル・バリの北側にありましたが、15世紀にこの王宮の先に移動したのです。